日曜日は朝から 今年最後の染に行ってきました。高槻駅降りてスグのアトリエ北国にて。
今日はタッサーシルクの大好きなズボンにシミがいったので それを染めるのがメイン。そしてシルクスカーフも。
酢酸アルミで媒染をしておきます。
大量の樫・・アラカシを強火で煮出します。
すると 何も入れなくてもこんな色になりました。草とちがい 樹木はこんな真冬でも元気なのです。
絞って そして染めます。絞りも奥が深いのです。
先生のポイントは これ以上煮ると色が濁るぞというその瞬間の直前に ぐっと昇温すること。
さらに 隠し味に 西洋茜の2番目煎じの液+1番目を足した液をいれることで 茜色が魅力的に奥深くに潜むのであります。そして ごくごく薄い鉄でさらに媒染をします。
こういう瞬間の判断力は先生は抜群です。ほんで こういうドキドキの瞬間にたちあっていますと お酒造りともかさなります。人智、自然とのせめぎ合いや。
そしてそして こんな風に染め上ったのでした。
このズボンは 飯森よしえさんに作ってもらった宝物なので 蘇ってうれしい。またお酒の会のとっておきの時に履かせてもらいます。
シルクスカーフもええ色にそまりまして
充実した時間でした。北国先生ありがとうございました!