酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

亀亀覇 凛

お客さまからの強い要望により 初めて小川酒店に入荷した 亀亀覇 凛 15年古酒。

お蔵でいただいた時も ものすごく深い味わい!に感動したんやけど お値段も抜群によかったんや。でも ずっと心に残っていたのがこの凛。

「この亀は亀に覇をなす美禄かな」
名まえも まさに凛として すてきや。

高間酒店さんのブログに とても惹かれる文章がのっていたので あつかましく引用させて頂きます。

深く語り合うようにお飲みいただければ幸いです。

解脱
七年、八年・・・十年と熟成を重ねていく過程で滓(おり)が出始め下がる現象が二度、三度と繰り返されます。滓が下がることで今までの老香も減少し、渋皮がとれ雲間から太陽が顔を出すように突然素晴らしい香り・味に変化する時が訪れます。人知ではなしえない熟成の妙を是非・・

どうやったら こんなええひょうげんができんのやろ?この 高間酒屋さんにも興味深々でした。

原料米:亀の尾53%精白 7号酵母 15年古酒 アルコール18~19度 容量720ml

今日藤井くんに聞いたら 確かに凛は解脱しているようです。懐かしい~3度目の解脱との出会いです。

 この凛と一緒に 木桶純米大吟醸をセットにして お年賀でお酒を送らせて頂きます。きっと 受け取ったかたは この上ない幸せやと思います。


このお酒は恒例 おかあちゃんの・・・・・ 帆掛け船の俳画か 柚子の俳画をそえて 心を込めて包ませて頂きます。

どちらも とっておきの時に相応しい ほんまに美味しいお酒です。

感動してもらえることと思います。