酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

まれさん ご来店!

希さんが来はりました!

あの連ドラの!希(まれ)さん!ではなく 信楽陶芸家の篠原希(のぞむ)さんです。

まれを毎日見ているので まれの話しでもりあがったら、なんと篠原さんのお父さんも まれのお父さん同様 夢ばっかり追いかけていて 仕事を何回も変えて 大いなる自由人やったそうです。

で、篠原さんの器は小川酒店では かなりのうわもんで お値段もよいです。が それだけの価値があるので よいのです。

信楽の古谷さんのところで釉薬を学び そのあと 伊賀では穴窯の研究をしてこの作風にたどりつかはりました。

なんか惹かれるのです。


先のぽっちょんは 蜻蛉玉とよばれていて自然に釉薬が垂れた状態で 狙ってしてはります。


焼く時に 貝殻をはりつけて・・・・その面白さを楽しんで下さいと。

奥さんは管理栄養士をしてはって 草津で料理教室もしてはるのです。

で、希さんは お酒も大好き!小川酒店のてっぱん陶芸家 山村さんの宴で大治郎を飲まはりましてむっちゃ気に入らはりまして ほんでご来店になったのがきっかけ。これも御縁です。

お酒と器と料理はぐんぐん繋がります。

これが希さんならではの引き出し。急冷で超熱い所から引き出すとこのような黒い色が出るのです。強還元になるので、灰の発色が美しいのであります。ぐっと 深い色です。ぐっと心が鷲掴みされますがな。快感です。
ほんで これが希さんです!むっちゃええ感じです。