酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

色々なこと

福島で被災をして 滋賀に移り住んで来はったお客さんがご来店。

お話しを伺いますと お酒は嗜好品で 無くても死なへん・・・・ので 被災後しばらくはお酒を飲むこと自体 はばかられたそうです。

が もともと日本酒は大好きやったので 少し飲み始めていますとのこと。

ですが、さすがに飲みに行くのは、まだ・・・と言うてはりました。

また 一方 一人暮で病気ももってはる男性ですが 買物難民なので うちでお酒を注文しはったついでに いろいろなもんも頼まはります。

お酒は病気にとっても良くはないのやけど、そのかたは趣味もなく 今は仕事もしてはらへんので、お酒を飲むことだけが楽しみやと。ヘルパーさんに 買物を頼むことはできるけど、お酒やたばこは頼めないそうなんです。難しいとこや。

ふつうの暮らしをされているかたにとってのお酒とは また違うこういうお客さんと接しますと いろいろいろいろ考えさせられます。酒屋はこういうところでも社会と繋がっているのやなあ。

なんにもできひんけど。なんか ・・・できたらええなあ。

ほんまに人生っちゅうのは 難しいな。一筋縄ではいきまへん。


百合ちゃん。妹がもってきてくれました。百合は駐車場やら えらいところにも咲き乱れていてその生命力と 線と色の美しさにびっくりします。翌朝にはご臨終でした。花の命は短し。ありがとね、弘美さん!

さてさて 今日は大阪で滋賀の地酒の祭典。盛り上がってはるみたいです。おっとはいっちょります!私は店番どす。で、どんなんやろなあと 想いをめぐらしていたら さっそく 酒菜 つねはるさんから℡。ほやほやのうちに 注文しとこと。で、ういういしい情報いただきました。浅茅生のむあつの吟吹雪が良かったそうです。北島も神開も竹生島もよかったそうです。皆皆 美味しかったと。金亀の100が強烈やったと。がこれは料理に合わせると言うよりも バーでちょっこし 飲みたいお酒やそうです。またまた 萩の露のれもん酒が上手かった~と。店ではさらに レモンの薄切りを浮かべるとまた美味しいのやそうです。うれしいこっちゃです。