酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

船上の宴で近江の地酒

先日船での宴に ちょっこし値が張ってもよいので ええおつまみと 地の美味しいお酒をという注文を頂きました。

ホテルでの宴の2次会やそうです。

お酒は不老泉 亀の尾に センセーション白 ヒトミワインH3の赤と白 そして 太田酒造の浅柄野 麒麟ビール滋賀つくり という 滋賀のラインナップ最初 外国のワインも選んではったのですが 全て近江のものでということになりましてありがたいことです。

で つまみはこんな風にしてみました。こういう時 お重箱っちゅうのはほんまに利にかなった日本の伝統文化。いろいろなところで大活躍していますが 今回船上でも大活躍。6テーブルに分かれるということなので 6つに分けました。しかも おせんべいやらは 湿気たらあかんので 3時半乗船の30分まえに必死で盛り合わせました。

宝山園の宴を思い出します。時間との闘いのなかで行う作業は緊張感が走ります~~実はこのご注文も宝山園のつながりでお声をかけて下さったのでした。

徴用の節句なので 菊の葉っぱも添えて。ちなみにこれは食用菊。
リカマンにいったら こんな美味しそうなのもあったりしまして色々楽し。けど 喜ばれるものを選ぶのは難し。チーズ多目ということやったので 和泉さんのチーズ フォンテイナに樽熟成の羊のチーズ フェタ。ちょっこしアイデイアでいぶりがっこクリームチーズの串刺しに 鯖の燻製のパン巻(これも 宝山園からヒントをもらいました。あの時は生ハムが巻かれていたのです)

もう一皿は 個包装のサラミやらオリーブオイル仕立ての塩せんべいやら 海老おかきでした。これはこのお盆に乗せて。重ねられるのがええ。
これも 前のお家をたてなおさはるとき 捨てるからともらったもの。見れば見るほど ええなあ。


終わったあと 嬉しいお手紙までいただき たいそう喜んでもらえたようでよかったよかった。お酒も残ったら引き取るということでしたが すべて完飲!嬉しいです。

これからこういうお仕事も慶んでお受けしますので また何なりとおっしゃって下さりませ。

宝山園の女将さんえくぼのママさま 良いご縁を繋げて頂き ありがとうございました。

緊張しましたが 時間通りにできたときの快感はこれまた たまりません。