酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

びわ湖トラストの集い&渡船のお酒

今日は天台宗総本山園城寺 三井寺
認定(2013より取得)特定非営利活動法人 びわ湖トラストの集い 2015 が行われますt。

1部は学びの時間としてびわ湖の水は育む流域の森林 そして人間活動の影響をテーマに、総合地球環境学研究所名誉教授の福蔦義宏氏の講演 さらに 三井寺執事長の福家俊彦さんの講演・・・・

2部が交流会 
湖の幸 川の幸 山の幸 平野の幸・・・&湯がき立てトラスト蕎麦等

ここで 純米吟醸ではない 純米酒の渡船が6種類が並びます。

北島きもとひやおろし70% 道灌60(のみ生!) 喜楽長60 
浅茅生60 七本槍77 美冨久山廃60は なんと4年もん 

この企画に関わってはるNさんは 地酒の大ふぁんでよくご来店になっていて この企画の為に何度もお越しいただきました。これらのお酒は殆ど試飲済み。有難いです。

おかげさまでどんどん申し込みがありなんと100人突破!

私がお手伝いしたいところですが 忙しい土曜日なので無理なのです。寒くなってきたので お燗もしたいところですが 人手がない中でのお燗は危険もはらんでいますので断念。

このお酒 渡船ひやおろしで乾杯!太田和彦さんが 絶賛してはったラベルどす。

先日江戸の姉さんがフェイスブックでええ文をあげてはったので引用させて頂きます。日経新聞の記事より。

この10年の間に 新しい酒米酵母の開発 醸造法の多様化によって、色々な味が出せるようになり、日本酒の可能性がひろがり、地方で地元向けに安い普通酒を売っていた地酒蔵が 品質を上げて生産量を抑えて高品質な特定名称酒を造るようになりました。また 蔵元杜氏も増え、若い蔵元さんが情報交換し合い コラボしてお酒を造ったり イベントを打ったりする動きも出てきています。が 一方様々なお酒がうまれたことで 日本酒通以外のごく一般の消費者には日本酒がわかりにくくなっているという見方もあります。ほんまもんの日本酒ブームになり切れない壁・・停滞感を打破し、力強く日本酒が成長するためにはどうしたらよいのかが 今後の大きな課題になっていると思います。

といった内容のものでした。

でも こういう機会に 滋賀の日本酒…今回はとくに 渡船をテーマに お酒をそしてその背景にあるいろいろな歴史文化食文化を感じて頂けたらと思います。
今回のお客様はきっと びわ湖をはじめ水環境に興味を持たれている方たちだと思います。水と日本酒は切っても切れない関係です。美味しい渡船のお酒をのみながら いつものお馴染みのお酒の会とはまたちょっと違った素敵な化学反応がおきますように。

会の大盛況 心から祈っています!!