今日は麻とオーガニックコットンを板締めにします。染材は あせんというおひるぎの木。
板締めにして しっかりと両側から押さえて あせんを煮出した液に浸して染めます。そして 板締めをほどきますと
お~~~~~~~っ!! 同じく染めた オーガニックコットンと 染色が全然違います。
それを この硝酸銅で媒染しますと こんな風に・・・・銅にもいろいろありまして これは軽やかな銅。酢酸銅は もうちょっと重たくなる代わりに コクや押し味が出てくるのです。お酒と重なりますわ。
さらに これをこんな風に たたみ変えていきますと
そして今度は ゲブラチオンというやはり木でさらに染め重ねます。そして 今度は鉄で媒染。
するとすると最初に板締めしたのも 奥から感じられてええ感じ。
これはオーガニックコットン。ほわんとした これまたええ色です。
さて なかなか深い世界やわ。
前回 ロッグウッドと言う染料で染めたんに 先生がインド茜で絞り替えをして染めてくれはりました。それぞれの色が絶妙に生きています。