酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

セイタカアワダチソウ

細~~~~く長~~~~~~く続けている草木染。
高槻 アトリエ北国に 日曜日の朝から作品展が近づいてきていて、秋冬に相応しい色をということで セイタカアワダチソウで染めることになりました。先生宅の真裏 線路沿いに群生!
強火でガンガン炊きます。

そしたら コクのある深い緑茶の色になりました。
初夏やったら 透明感を目指して 出来るだけ素早く染めるのやけど 秋も深まってきた今 透明感よりも コクや重みを好むようになるからと 時間をかけて色を深めます。初夏に売れる日本酒と 秋冬に売れる日本酒・・同じや。
今 色の世界もどんどん進化して 先生は猛勉強。草木染を知るためには 化学染料も勉強せなあかんのやそうです。

さて 絞りをかけて 銅で媒染した後 絶妙なところで鉄をかけはりまして これは神業! 盗もうと思うのやけど そう簡単には盗めまへん

チュニックは板締めと絞りに。ほんまはもっと やわらかい色なんやけどこちらは 無地で 鉄媒染がかかっていません。

お酒もウイスキーも草木染も追及すればするほど 深いな。

あ・・・・・・例の金亀の赤 猪口に入ったのんを 1日放置していたら まずすっぱくなって ほんで・・・・・蘇って むっちゃ美味しなってました。無農薬&100%というお酒には なんかとてつもないパワーがあるのやろか???今小川酒店に来た山天 すでにむっちゃ美味しいんやけど その前の山天は やっぱりすっぱすっぱくて そのあとかなりたってからむちゃ美味しなってん。すっぱい=酸が決め手??謎なのです。