酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

朝市のお酒選び 佐藤酒造

朝市のお酒選びに行ってきました。

今回は朝市 初の二蔵。まずは佐藤酒造さん!

今回はあひるちゃん しみっちゃん 北井ちゃんの3人からぜひぜひということで 選ばせてもらいました。

もともとは 明治中期 初代佐藤悦治郎創業の由緒ある酒蔵「佐藤酒造」やったのですが、昭和48年に近隣の蔵とともに協業組合 第一酒造を創立した際、「湖濱」ブランドはなくなったのでした。佐藤さんご自身も勤めていたその組合も時代の流れで解散。が「酒造りは地域の文化。意志を引き継ぎたい」と平成23年に復活開業させた、勢いのある酒蔵さんです。

湖濱(こはま)、六瓢箪(むびょうたん)、大湖(たいこ)の銘柄。

ラベルもそれぞれ素敵です。左の小濱の字はご親戚の押谷達彦さんの作やそうです。素敵素敵。このところ書を見る機会が多いので 反応してしまいます。真中は長浜所縁の6社寺巡りで無病息災、開運招福のながはま六瓢箪。そして 右がサムライガールズの中村さんの書。彦根ジーンズ屋さん「ボーン・フリー」さんのPB商品。


まず一番にえらばれたのが 限定活性にごり 清酒大湖 しろうま。これは クリーミー 甘酸っぱい。皆さんの喜ぶ顔が見えます。

微発砲の梅酒 梅の酔も爽やかで美味しかったんですけど 一本がしろうまなので やっぱりここはこれぞ日本酒をださな・・・ということで もう一本は 湖濱 火入れ加水の定番系が選ばれました。

無濾過生原「ノーラベル)も魅力的やったのですが バランスの良さと安定の味わいは加水火入。佐藤さんもイチオシでした。無濾過生は よこからきたいちゃんが 寝かそうとつぶやくつぶやく。冷蔵庫との闘いですがな。でも ほんまに寝かせたら美味しくなりそうや。佐藤さんによると、ここは伊吹山水系でかなりの硬水なので置くほどに美味しくなるそうです。

佐藤さんありがとうございました。眼力のあるおひとです。これからが 楽しみです。