酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

お酒選び 続いて 香の泉へ~

長浜の駅前に レトロな建物が・・・

そしてそれから南下して 香の泉へ

ここのお酒を扱い始めて長いのですが 朝市はなんとお初!

松本さんと穂沢さんが笑顔でお出迎え。2月にも伺っています。


今年から 濃口さんのお弟子さん 中村杜氏が来蔵
2月にお邪魔したときの皆さん。左が中村杜氏です。若い!イケメン!仕舞仕事もみせていただきました。

それらが 3ヶ月経過して 見事にずらりとならべられました。

左が火入 右が生

赤が豊潤純米 玉栄と日本晴 60%精米 901
茶が特別純米 玉栄 60%精米  701
ピンクが純米 渡船 お初! 70%精米 701
青が純米吟醸 吟吹雪 50% 1901
白が純米大吟醸 特A山田錦 45%精米 1401

というラインナップ。

赤は名前の通り 豊かで膨らみがあり ジューシー。
茶は やわらかさと奥深さを持ち合わせ 酸が効いています。

この2種類は 火入はすでにうちにおいていて 好評!
この2種が生火入ともに わかりやすく 今味も乗っているなあ。
ここは火入れが上手なので 生と火入がものすご迷います。 
迷った末 茶の生に決定!

青は東京で大人気のようです。爽やかな香り  口当たりの柔らかいよう出来た逸品です。

白は まだ若く飲み頃は先やなあと思いましたが お燗すると抜群の美味しさに・・・・でもやっぱりもうちょっと先 半年後 一年後が むちゃ楽しみです。特Aなので よけいに今はもったいないと思いました。

そのあと おもろいお酒がぞくそくと・・・
24BY 玉 60火入 1801 朝市のお馴染みさんNさんが好きそう!と きたいちゃん連発。
25BY 日本晴 70%
23BY 玉栄 60%生 ・・・・・・私はこれに 惹かれました。これは 中途半端に残っているので しかもノーラベルなので 小川酒店のPB商品にしていただくことに!!これは 朝市ではなく 小川酒店でこっそり売らせて頂きます。

そのあと 登場したのが 今滋賀県から消えつつある五百万石 60%精米701!
中村杜氏はこのお米が好きで 杜氏の造りたいお酒といういことで特別に仕込ませてもらわはったようです。その想いも気になって・・・・そして 呑んで見ましたら、さすが手慣れたお米やからか。なんかとてもバランスがよく 飲んでいて安心 体になじむっちゅう感じ。

なので 中村杜氏に敬意を表してこのお酒になりました。

竹内酒造の酒には「きれいな酒」という印象でしたが、加えて旨みや力強さも出していきたいと思ってはるそうです

実はこのとき 魅力をあんまり感じなかったぴんくの渡船。まえにサンプルでいただき すこーし残っていたのを呑んだら抜群に美味しい!という おまけもあり。これも秋が楽しみやろか。

朝市当日は 佐藤さんが残念ながらこられないので 香の泉の元気な3人さんが朝市を盛り上げてくれはります。

どうぞどうぞお初の朝市に お越しくださりませ。