多賀の中川信子さん=のんちゃんから 興味深いメールを頂きました。
のんちゃんが 山下新社長から「多賀の水はミネラル分が多いといわれていますが なぜミネラル分が多いのか?」との質問をうけはりました。で 調べはったところ
3億年前の赤道付近の海の中のサンゴが堆積してできた石灰岩が伊吹山や鈴鹿山脈の北部にあるので ちょうど多賀のあるところ(犬上川の右下辺り)がまさに緑色の部分なので ミネラル分が多いのやそうです。
鈴鹿山系「芹川」のミネラル分が多く含まれた地下水を使用してはるので、そのミネラル=硬水=が麹や酵母に活力を与え、飲み応えのあるドッシリとした旨みのお酒になります。
ミネラルとは「カルシウム」「カリウム」「リン酸」「マグネシウム」のこと。人間にとってもええ成分やけど お酒造りにもとても大事なものなのです。一方 ミネラルの中には 鉄もありまして これは鉄さんには申訳ないけど あったらあかん成分なのです。
ワインの世界では ミネラルと言う言葉はほんまによう出てきます。が 日本酒でミネラルと言う言葉に出会うことは少ないように思います。が なかなか興味深いお話しでした。ワインでいうミネラルは 日本酒でいう水と微妙にニュアンスがちがうのかな。
のんちゃんも 書いてはりましたけど 何気なく、深く追求しないで暮らしている私にとって 社長の質問は新鮮やったそうです。ちなみに山下新社長は アメリカの月桂冠にやはったそうな・・・・・・・・月桂冠という会社とともに 興味深い。
ほんまやほんまや。毎日拙いブログを書いていますが 書こうとすると間違ってないやろかと調べたら またまた新しい謎や発見があって この世の中にはなんと知らなんだ事が多いのかと 唖然とします。
のんちゃんの多賀の記事は 来週の月曜日に毎日新聞で掲載されます。山直支局長の記事 そしてあひるちゃんの試飲コメントもお楽しみに~~~