酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

恋をするたびに 第5話

あっ君の奥さんが 正直にフェイスブックで 恋するたびに4話と5話を 好みではないなあと書いてはったのが気がかりで 開栓!

ワインで言うたら ソーヴィニヨンブランみたいに 青臭い感じが 好感もてます

ちょうどこの頃でてくる こごみやフキノトウ こしあぶらなんぞの 山菜にも合いそう。

単ににかなこちゃんの好みではなかっただけのようでした。

ちなみに 第4話と第5話の違いは あっ君曰く4が9号系の泡無酵母 汲み水多目 5話は少し酸が出にくい吟醸酵母を使用&汲み水少な目。と キャラを変えてはるそうです。

今年は 産地や農家さん毎にお米の品質が違っていて それに苦労しはった様子です。

特に玉栄が顕著やったようです。

これから 顔の見える契約農家さんとの信頼関係に裏打ちされた お米がより増えていくことになりそうです。

何かと話題になる玉栄。山田錦よりも大粒で倒れにくいけれど、稲刈り前の水分不足でお米の割れが生じやすく品質を管理するには慎重な水管理が必要なそうな。さらに気象の影響も受けやすいので難しいお米なのやな。

けど 玉栄らしい骨太な旨味と独特の酸が ファンも多し。

小川酒店にも 仰山並んでおります。みんなみんな これからもっともっと美味しくなってくださいや。

このラバコレは 超低温醗酵でも溶けるよう 汲み水を限界まで入れるので淡く軽く仕上がるそうなのです。

あっ君に前に交わしたメールが とても深かった。甘辛は日本酒度は関係なく むしろ単純にグルコース濃度と酸の量できまるとか・・・熟成酒と売れ残りを区別できる酒屋さんが増えないとこれからの日本酒をさらにややこしくするだけになるとか・・・・・・ぐさりと来ますがな・・・・・ほんまに よう勉強してはるおひとや。