酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

春の野草を食す

左の葉は畑で村長さんからもろてきた野菜 大きな大きな葉物・・・かつお菜というそうな。カツオの出汁が無くても美味しいという事からカツオ菜と呼ばれるようになったとのこと。また、漢字ではで「勝男菜」と書くことから縁起物として正月には博多の雑煮には欠かせない野菜の一つとされてきてのやて。高菜ににている 福岡の伝統野菜。カラダにも良いし あくもないし 一回に収穫せんでも 外葉から剥がして収穫できるので これはええ。私のところでも 是非植えたいと思います。
下はギシギシ。この季節のギシギシは食べられるのです。
芯のところには独特のヌメリがあって、東北地方ではオカジュンサイと言われているそうな。
油で炒めたり 湯がいたり おつけもんにしても良いそうなので 今度畑に行ったらぎょうさん採ってこようっと。

写真は葉っぱのところで さっと湯がいて食べました。けど 法蓮草と一緒でシュウ酸が多いので注意。よう熱を入れた方がええみたいです。

ブロッコリーは大豊作!可愛いので 花束にして東京のお客さん 誕生日のお蔵の駒井君 ワインのお馴染みのお客さんに差し上げました。

野菜は 沢山遊べるし 体にいいし 季節を肌で感じられるし ええなあ~~~

先日きたいちゃんが関わってはった企画の中で 嘉田さんが素敵な言葉をのべてはりました。「地の味」とは何だろう。土地らしさが生きて、水があって、空気があって、その守りをするということ。自然任せ、どうなるか分からないけど その自然の流れの中で手助けをさせて頂く=守り。祈り 神頼み そして 楽しい世界。

私はほんまにええかげんやけど こうやって畑仕事をすることで なにかしら酒造り 米造りの人々の感じを 少しやけど共感できることになってるのかなあと なんかなんか嬉しい気持ちに成りました。

土地のもつ力は ほんまに偉大や、計り知れない可能性を秘めているのとちがうやろか。