酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

三陸の海鞘(ほや)と鰈

お隣さんから 三陸海鞘(ほや)!を頂いたのです。生れて初めてたべたんやけどたまらなく美味しいのです。 もっと癖があってくさいかと思ってました。きっといい海鞘なんやと思います。最初は 毛嫌いしていたおっとも 食べてびっくり!えらい喜んでいました。藤井君が不老泉にほや!と言うてはったのを思い出して・・・・そしたら ちょっと残っていたこれを発見やった!この為に残してあったかのようにむっちゃ合います。ほんで 久しぶりの不老泉 それも亀の尾はやっぱり 美味しいなあとしみじみ。


さらに三陸の鰈も頂きました。小さいのは唐揚げに ほんで 大きいのは炊きました。

ちょっと皮が破れて見栄えがよくないので 写真はとりませんでしたのやけど。

イヌガオちゃんから頂いた料理本 美味しさの秘密を出してきて 勉強。塩をして 味を閉じ込めて そして 湯引きをしまたあと 氷水で締めました。そして 肴からほどよい旨味がでるように低い温度から12分だけ(長く煮過ぎない) 美味しい白扇酒蔵の味醂すこしとお酒で 炊きました。新煮魚というそうで 甘辛九くなく 薄味なのですよん。そしたら いつもよりぐんと美味しいと言うてもらいました。やったあ!イヌガオちゃんありがとね。きっと 素材がむっちゃよかったのやと思いますけど ちょっと科学的な観点からヒントをもらって 意味のあるひと手間をかけることで その素材がより生きたのかもです。この本はバイブルです。

辻さんもこの野崎さんを 師匠と仰いではるそうです。

なんか お酒造りにもにているのやな。無駄な労力ではなくて 意味のあるひと手間・・・・・を どういう風にかけるかがきっと鍵やな。