今回ワイン選びは ワインエキスパートYさん。某百貨店で勤務。一本60万円もするワインも扱ってはるのやて~。そして 小川酒店ワイン担当ひろみさん。
6本の日本ワインを少しずつ呑み比べます。
亡き姉御がいたく気に入ってはって 一緒に一度行こう!と言うてはった小布施。
Oさんは 幻にも近い 小布施の日本酒も何度か呑んではってこれが興味深い。ワインをつくっていない時期にだけほんの少量生産されるそうで しかも酵母も幻で 1号2号3号4号号6号・・・・・お米は ブルゴーニュさながらブレンドはせず無農薬の美山錦のみ。Oさん曰く なんともいえへん美味しい日本酒やそうです。
そして今回はここのワイン。
3本とも素晴らしい味わい。小布施に行ってみたくなりました。
乾杯の小布施スパークリングは 悶絶。
さらに
ドメイヌソガ サンシミ '16 メルロ ムラサキ第四西農場 赤は
あと数年の命であるヴィーニュフランセ(接ぎ木無しの葡萄)の木は、瀕死の状態にも関わらず最後の力を振り絞って実をならせます。
・・・・とあるように まさに最後の力を振り絞って生きてはる複雑で枯れた魅力にあふれていて一番感動!人間と重ね合わさりました。
カベルネソーヴィニヨンは 開けたては閉じてたけど だんだん開いて行く様がまたよかった。
うちから飲食店さんにおさめさせてもろてるワイン 甲州ヴェルデイーニョ 浅柄野セミヨン樽熟を それぞれの感性をお持ちの皆さんと再確認できたのも有難かったです。
ヒトミのタータルだけは 結構??で 何かが足りない? 熟成が進みすぎているのか??が 塩味のきいた イベリコ豚レバパテに合わせると結構ええ感じになって・・・・さらに 先に失礼した私らが帰宅後 美味しくなってきた!と。さらに 時間が経つほど 料理と合せるほどに美味しくなってきた~~とのこと。むっちゃ 嬉しいお知らせでした。
さまざまなワイン歴をお持ちの方々の話しはほんまに興味深いものがありました。
Yさん曰く 酒屋はレコード屋さんと同じやと。お好みの曲 アーテイストをお聞きして そこから紐解いていきながら お好みの一枚を選んで行くのです。
私は日本酒係やけど 今回ワインの世界を堪能して 日本酒と同じ部分も沢山あり 垣根をとっぱらって どっちもわかって丁寧に売らせて頂きたいと想いを新たにしました。
今回6本というのも じっくりゆっくり味わえました。 さらに 日本酒同様 時間の変化 料理と合せることで 新しい美味しさが生まれたり。
試飲会とはまた違う 充実したひとときでした。
皆さん ほんまにありがとうございました。ぼちぼちですが ワインも頑張ろ~~~と思います。