初めて 安井酒造の有名な井戸替えに参加させて頂きました。
ものすご丁寧にかいてはる去年の文章がありましたので それはこちら
安井酒造の真ん中に鎮座しておられる井戸。こんこんと湧いている鈴鹿山系の豊かな伏流水 この清らかな水はお蔵にとっては命の水なんや。
まずは、蔵元さんはじめ参加者全員を塩でお祓いして、安全祈願。
石を引き上げ洗って 再び井戸に戻します。
男性は力仕事。私らは石を洗う係です。
大きな石も小さな石も なんかこの井戸を そして命の水を守っていると思うと 愛しくまた神々しく感じます。
作業を終えた後 塩で改めて体を清めて・・・・私も井戸の中に入らせてもらいました。
なんとも言えへん 凛とした空気が感じられ ここでヨガしたら気持ちええやろなあと思わせる 独特の空気にみちあふれていました。ポンプの水の音が心音にも聞こえて やっぱり神さんがやはる!
無事に落下することなく戻って来られてよかった・・・
最後に皆で井戸に向かって 手を合わせました。今年もええお酒ができますように、よろしゅうお願いします。
昔はお父さんお母さんと安井さんご夫婦で ひたすらやってはった井戸替え。それだけでも大変やのに 当時は年があけてからの酒造りやったので 12月の寒いときにこの作業をしてはったそうです。寒~~~。
奥様の恵さん 安井さんのご兄弟が5人もやはるのに 3人と聞かされていたり またまた こんな作業も聞かされてませんでしたわ~~と笑い話し。でも恵さん えらいっ!!
毎年造りの前には松尾大社さんにもお二人でお参りに行かはります。素敵なご夫婦や。
なんか こんな儀式を手伝わせてもらうと ほんまにほんまにここの蔵に住んでいる神さんを大事にしよう=初桜のお酒を心を込めて 気張って売らせてもらわな申し訳ないという気持にさせられます。
安井さんご夫婦 みなみなさま 現場監督の前ちゃん他 愉しい皆々様
ありがとうございました。