酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

初桜 安井酒造さんへ

朝市のお酒を選びに土山の安井さんから 能登川の増本さんへ。

素晴らしいお天気やったので、桜や菜の花やチューリップやほんまに色とりどりの風景を眺めつつ 権座もみることができて 気持ちの良いドライブをさせてもらいながらの蔵訪問でした。

さてまずは安井酒造さん。

こんな素敵なものが・・・・とあるところから出てきたそうです。綺麗に残っています。削って椅子に・・・・・ちろりも ほれ!こんな風に入るのです。
古き良き日本酒文化。おつなものですなあ。

仲の良いご夫婦や。
新人さん山田百恵ちゃんは これからが楽しみ・・玉栄の14号もしかり。 玉栄の9号はおいしいけど 今小川酒店の初桜といえば これなのです。なので 朝市にいまさらやし。

日本晴は去年の60%がえらい味が乗っていて美味しい!さらに一昨年のよりも味が乗っています。一昨年のは55%なので精米の違いはありますがこんなに ちがうとは・・・・・・これはうまいやん。決定!

後が迷います・・・・皆それぞれによいのですが 味のバランスで言うたら 山田吟次郎さん。これ 生も一年もんの火入れもよいのですが。そのあとの増本さんのお酒のラインナップにより 火入に決定いたしました。

選ばれはしなかったんやけど 朝市のお酒選びをさせてもらいますと 新たな発見をさせてもらいます。それが ええ感じのみずかがみと まあるい スタンダードに美味しい日本晴火入。みずかがみは 小川酒店の冷蔵庫が落ち着いたらぜひぜひ置きたいと思いました。
日本晴はどんどん挑戦をして新しい初桜が生まれていく中で あるいみ原点のような懐かしさも感じます。日向ぼっこしてるみたいなお酒なのです。蔵の前には お花が咲き乱れ めだかちゃんもあたたかな 素朴なほっこりする・・・・安井さんらしいお酒をこれからも よろしくおねがいします。