酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ながらの座坐のお花

ながらの座座での宴が終わりました。いっつも お花をいけてくれはる えみさん。プロではないといつも謙虚におっしゃいますが、奥深い趣が感じられて私は大好きです。何とえみさんは あのエンの 滋賀旭米を毎日たべてはりました。今どきの味ではないけれど 深い味わいでかむほどに美味しいそうです。しかもこのお米の作り手は不耕起栽培米なのやそうです。

美味しいお米と 美味しいお漬けもんと 美味しいお酒と お茶があれば もう人生〇みたいなことをおっしゃっていて すてきやなあと。

ちなみに お茶は政所茶なのやそうです。政所でも 話が膨らみました。

今回ご一緒した 醗酵のたやさんも えみさんと根っこで繋がっていることをいうてはりました。

毎日の暮らしが大事大事。

昔から ず~~~とあった醗酵食。気が付けば 周りに一杯や。

現代にいきる私たちが 薄っぺらい目先の華やかなものに 飛びつくのではなく 昔からあるこの醗酵食文化を 今受け入れられる料理方や味付けで 工夫したり 考えたりしながら 大事に育んでいけたらと。また 答えをすぐに出すのではなく その試行錯誤こそを楽しみながら ココロモカラダも美味しく醗酵させていけたらと。

ええお話しを聞いて やっぱり日々の暮らしを大事にしたいなあと思いました。