酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

月夜のゆりかご

月夜のゆりかごの新酒を楽しむ会が ノミビョウタンでありました

堀さんたちの努力のおかげで この取り組みは色々なところで高く評価され お酒も昨年ラベルもすてきになり ええ感じ。会も 老若男女が集い 賑やかで楽しい会となりました。

そして私は 初めて青田さんとお出会いして いっぱいお話しさせてもらいました。

青田さんは今は県庁農政課の世界農業遺産推進担当をしてはりますが もともと魚のゆりかご水田の担当。担当を離れてからも 個人でず~~~と ゆりかご水田に関わってきはった。

食べること呑むことが大好きで 自宅でもベランダで鮒ずしを漬けてはる まさに美味しいひと。

予想はしていましたが お会いしていっぺんに大ファンになりました。

おりしも 奥田シェフの書いた地方再生のレシピという本を読んでいたところやったので いろいろ面白いようにつながりました。

他谷さんから 是非にとお借りした本です。そこから引用。

好きになると 色んなことが知りたくなる。調べて調べて知り尽くすと 悪いとこも見えてくる。それもひっくるめて 地域のことを考える。そうすると好きが愛に変わる。覚悟ができる。勇気が湧く。自分がいなくなった時に この地域に何が残せるか考える。自分の行動が変わる。

自分の住む地域を元気にしたいと思ったら まずは喋ろう。次第に共感が生まれ 同志が見つかる。自分の夢から地域のためという志に変わると 体が軽くなる。でも 現実に睨まれて 心が重くなる。それでも 前へ前へあきらめずに進むといつしか仲間が増えてゆき 愉しい結果に出逢える日が来る。


なんか 青田さんを見ているようでした。そして 毎月やらせてもろてる 朝市にも重なりました。

50年後 100年後を見据えて その土地のあり方風土を 地域の人々 市県国の行政 地元企業 地元NPOが楽しく美味しく連携して 豊かな山々に囲まれたびわ自然との共生を築くような社会になれたらええな。 
そしてすこしでも 多くの人が幸せにくらせる社会になったらええな