酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

古楽器 演奏会

朝市の後 チケットを友人から頂いたので びわ湖ホールへコンサートに。

 古楽への招待 イギリス エリザベス朝の世界

リュートはいったん衰退した古楽器

琵琶は リュートから枝分かれして日本に入って来たのやそうです。

が 今秘かに脚光を浴びています。

あまりの心地よい響きに 最初ちょっとうとうと。

が途中から ぐんぐん引き込まれていきました。

リュート奏者 高本一郎さんの対談をみて なんか感動。

リュートの響きは 切なさとはちょっと違う消えゆく瞬間の美しさ 儚さなんです。

まさに 古いブルゴーニュのワインの最期の瞬間

饒舌すぎなくて 静かな光の様な 音と音の間に光が洩れてくるように

どこかに きらきら光る瞬間があるんじゃないかと思います。そして それを感じ取って頂けたら一番嬉しいです。

高本さんのMCも 穏やかで優しくてすごいええ感じ。

カウンターテナー(私はこの言葉も知りませんでした。カストラートのことも知り へ~~~~~っ そうなんや)の 青木洋也さんの歌声も美しく

パーカッションの濵元智行さんのいろんな太鼓の響きも素敵で 三種三様の音楽が心地よくトライアングル!

高木さんの対談にあるように 3人とも饒舌すぎなくて 静かな光の様 一歩引いてはるのにきらりと光ってる。こういうひとになりたいし こういうお酒を置きたいな。

お客さんも 素晴しく アンコールも2曲も演奏してくれはりました。

小ホールっちゅう 小さな空間も 古楽器の演奏会にはええな。

朝市 ちょっと頑張ったご褒美を頂いた嬉しい時間でした。これも皆さんのお蔭や。

ありがとうございました。快感~~~~~♪