酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

湖国と文化 旬香酒問

湖国と文化の撮影と試食試飲会が ながらの座座でありました。

雪のちらつく座座の庭は とりわけ素晴しい。

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いつもながら 鈴木恵美さんのお花 すてきや。

 

今回は丁子麩をテーマに繰り広げられたお料理でした。

それまでにも 藤江君に聞いて うちでも何度か造りました。

けど プロの料理人の味わいは格別。

場所も人もよりいっそう それを引き立てます。

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豆乳とお味噌 出汁 豚肉 たっぷりの春野菜 丁子麩がその美味しいスープを吸って カラダにも優しい逸品。野菜がなんぼでも食べられます。何度もお代わり頂ました。

 

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もう一品は 春野菜の胡麻和え 魚介類と。蛍烏賊とかてっぱいとか 酢味噌と魚介類はようありますけど その酢がなくて 胡麻(炒り胡麻 練り胡麻)がたっぷりかかった逸品。春野菜には 筍 赤大根 春キャベツ ブロッコリー からし菜 プチベール《芽キャベツとケールを掛けあわせたモノ) 帆立貝 海老 などが盛り沢山で それぞれ色々な色と食感を楽しむ事ができて 春!を感じさせます。

 このどちらもに たっぷり使われているのが 丁子麩。

だれにでも造れて 食材も近くのスーパーに普通に売っているものということで 

直さんは丁子麩を選ばはりました。

 

煮崩れしにくく もちもちとした食感のなめらかな舌触り そして 植物性たんぱくが豊富 鉄分もむっちゃ含まれていて 優れた健康食品。添加物が含まれていないので離乳食にもよいのです。歴史を探っても 色々興味深い丁子麩でした。

 藤江君が胡麻味噌和えを盛り付けながら ちらりと言わはった 回鍋肉。まさに!丁子麩は 1200年前に中国から僧によって入ってきたということで マーボー豆腐にも使えるということで 実はその日の晩 普通の豆腐と一緒に実践してみました。ほんまや 美味しい!です。