酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

万年山文庫さんから

姉御が無くなったのが三月一日。

そのあと十日後 十一日に東北大震災。

その間にどうでもええねんけど 十日が私たちの誕生日。

それが明日です。

そんなおりしも 姉御がご縁で繋がった岩根さんたちから 嬉しいお土産。

f:id:ogawa-sakeshop:20210309222022j:plain

懐かしい大好きな包装紙と、たまらへん美味しいお菓子。

f:id:ogawa-sakeshop:20210309222123j:plain

岩根さんは、厳しい厳しい姉御が、生協でつながり、ものすご慕ってはって、おーちゃん絶対会うてやと。そして朝市にも何回か来てくれはったときの姉御の嬉しそうな顔が今も忘れられへん。姉御が誇れる友人やったのでした。

f:id:ogawa-sakeshop:20210309222327j:plain

お手紙に この谷のちくわ、かぶりついてくださいと書かれてありました。ほんまや!よりいっそう素朴で美味しい。竹輪という名前をいまさらながら感じ入り、お酒とともにいただきました。

 こないだ木ノ環のことを書きましたが、年月が経ち 生れいずるものもありいの、消え行くものもあり。でも大事なものは根っこでちゃんと繋がっていて、芽を出して育っていく。それをこの谷のちくわと美味しいお菓子を食べながら感じました。

 

 素朴で懐かしいもの、ほんまにほんまにありがとうございました。姉御~~~~~~!!と叫びたくなる一日でした。