4月2日のイベント ウリズン春のほろ酔い芸術祭 に向けてお酒選びに行きました。
このイベントの主催者日比野君は小学校の同級生。色々なご縁からお声かけ頂き、平井さんと共にこの企画にかかわらせて頂く事になりました。
私はその日は店番で行けないのですが、利き酒をしたくて伺いました。
何度も伺ってますが、発見。なぜ平井商店というのか。
もともと駄菓子や食料品や色々なものを売っているお店やったので、酒造ではなく商店なのでした。昔は大津だけで77もお蔵があったのや。
また井戸水はまだ豊かに湧いているのも知らなんだ。
火入と生のお酒をずらりと並べていただきました。
そしてさらに、続々と登場。
渡船と吟吹雪造りもむっちゃ変えてはる。渡は浸漬時間も無茶少なく、秋上がりするように醸されています。なので新酒の時は、まだまだ味が乗っていません。逆に吟吹雪はは乗り乗り。楽しい酸を感じまして、さらに無圧になると、よりきめ細やか。一方北船路で造られた吟吹雪は、酸が柔らか。どっちもよいよい。
りんごのような45%のみずかがみ、王道の山田錦の純米吟醸はパイナップル感。
ここのお酒は1801ですが、あんまりかぷかぷしないのです。むしろ酢酸イソアミルが多いのです。不思議不思議。
火入はやっぱり渡船、常温から熱燗おいしそう。純米大吟醸も酸がきいていてバランスええ。今回は選ばれませんでしたが、セメルダーお燗よさげ。
蔵を見せていただきまして、何と生酛の酒母にも逢えました。イーストの香り。今年は渡船やそうです。ほかは7号6号を使てはるとこが多いのですが、平井さんは9号。なぜかとお聞きすると、よく使っている 速醸との違いを見てみたいからやそうです。わくわくします。