酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

旅と酒蔵

尼崎からぷくぷくさんご来店。

前にご来店になった時も、酒蔵をお客様と一緒に回ることをずっとされていて、印象に残ったぷくぷくさん。

今回もいろいろな旅の話を伺いましたが、特に惹かれたのが北海道増毛の国稀。

最北端の酒蔵で、北海道の大自然暑寒別岳連峰を源とする清らかで豊かな伏流水で醸されていて杜氏さんは佐渡島から来られたそうです。最近は温暖化で北海道のお米がどんどんおいしくなっているので「純米吟醸 月涼し」のように地元北海道産「吟風」を使用した酒もふえているそうです。この蔵の景色などを魅力あふれる口調で語ってくれはる女将さん。きっとお客さんも楽しいやろな。国稀の話を聞いて、まさこさんというお客さんは、なんとバイクで国稀の蔵に行かはったそうです。

金沢の飄逸さんも酒蔵と温泉がお好き。

ゆめのたねのサケカタライズ山口吾往子さんも言うてはったけど、つくづく、酒蔵は旅や歴史文化と一緒にあるのやなあと感慨深いです。

朝市のお酒選び、去年のテーマは近隣を旅するやったのを思い出して、この頃ついトンボ返りになってしまっているけど、旅しよう!!と思いました。

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牛塔散歩のときにいただいた3本のサクラソウの小さな苗、こんなに沢山の花を咲かせてくれています。横からは不如帰の新芽も。嬉しい春です。