酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

tetote

朝市のお酒は時間をかけてじっくり変化も楽しみます。

そしてそして、昨晩おっとが浪乃音のtetote今が一番美味しい!と。

ほんまや美味しい!

お酒は不思議不思議。

懐かしい亡き姉御が、萩乃露のあらばしりを「おーちゃん、今機嫌が悪いし、引っ込めとき。」そして、数週間した時、「今美味しなってる!店頭に出してええで」と。

一旦閉じたり、バランスが悪くなったりするお酒があります。そしてある時おいしくなったり、そのまま奈落の底に落ちてしまうお酒もあります。

 

tetoteはあけたてが決して美味しくなかったわけではありませんが、確かに2週間近くなった今、ほんまに美味しい。火入れということもあるし、渡船ということもあるのかもしれへんけど、きっとお酒の質がしっかりしている証拠や。

 

天井川大吟醸もうっかり火入れと思い込んで真夏に常温放置してしまったんやけど、さらに今度は冷蔵庫で一年寝かせて開けてみると、ほんまに美味しくなっていました。

 

そやけど嗜好品なのでこれをどうとるかも??難し。

昨日は直くんにちょっと渡してみました。不老泉の本醸造も同じ目にあったんやけど、それといっしょに。どっちもアルコール度数が19度もあります。

はええと思います。直くんどやろ??

 

 

アルコール度数と作り方 山廃生酛系 などによって微妙に変わる熟成。

おもろいけどどっきどきや。

 

ドクダミが咲き始めました。これもお酒といっしょで不思議。

和邇の佐野さんに頂いた八重です。



今森さんのホタルブクロも咲き始めました。