酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

生水の里  針江へ

よしのぼりのお酒で大人気の不老泉のお蔵へは何度も伺っていますが このホン近くの生水の里 針江へは一度もうかがったことがなかったんや。

それが今回の里山みらいじゅくは ここ針江が舞台となりまして 
産まれて初めて伺うことになりました。楽しみや。

朝市のあと 今森さんの車で北上!そしたら えげつない大雨!でもそれがなんか潔くて、その雨音をききながら いろんなお話&ドライブを楽しませてもらいました。

そして針江に到着しました。

なんちゅう 気持ちのええ町やこと。


今森さん曰く、2004年1月にNHKハイビジョンスペシャル映像詩『里山・命めぐる水辺』の撮影の為に NHKが針江地区の中のお家を2件確保してくれはったそうな。あれから 地元のひとたちと交流を深め 仰木の場合もそうでしたが 地元の人達自らが行動できるような仕組みを作らはったので 今は自立して 素晴らしい湧水の町となり 今や全国からも外国からも 多くの方々がこの町を訪れはるそうです。
今日お会いした方々は皆さんあれから10年近くなり、齢を重ねはりましたが 今もお元気生き生き前向きで発想がほんまに豊かです。そして 3人にお会いしたのですが 味わいのあるそれぞれに素敵なひとたちでした。

とくに ゆりかご水田で有名な石津さんは よくお噂は聞いていましたが、ほんまに素晴らしいかた。嬉しいのは のんきいファームとして 息子さん二人が後を継いでくれてはるということ。これからも 安泰や。
川端。毎日の当たり前のくらしのなかに 水の繋がり=人と自然の繋がりがあるのです。

キーワードはよしのぼり。この 愛しいユニークな魚は水路をとおって 人家に侵入するのが今森さんはとてもおもしろいと言わはります。まさに 琵琶湖とつながる生物なんや。そして そんな大切な魚をモチーフに しかも同じ川端のある大田 不老泉で造られた美味しいお酒に このラベルをつけさせてもらえたことに 不思議なご縁を感じます。しかも 今森さんの切り絵と字やし・・・らっきいなことだらけや。 ありがとうございます。そういうと 不老泉の績さん しょっちゅう川掃除してはります。大事な大事ないのちのからくりをつくる仕事なんや。