酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

マスターピース阿吽

笑四季のマスターピースが来ました!

今回ご案内となりますマスターピースは各種コンペへの出展、自己研鑚を目的とした定番フラッグシップ商品へとブラッシュアップさせたものです。
 先発してご案内となったセンセーションシリーズとは別設計で麹造り、原料処理、きもと酒母、もろみ設計にわたり再検討しております。そして、自身の納得のおける出来のものを「マスターピース」と冠し、出荷いたします。
 「阿」はきょうかい10号×滋賀山田錦使用。青草のようなみずみずしい穏やかで気品ある香りとより複雑で凝縮された玄妙な味わいを追求しております。「吽」はきょうかい10号×兵庫県加西市豊倉町産の渡船2号使用。清流のように澄み渡る気品ある香りと複雑で凝縮された原料米の持つふくよかな味わいを追求しております。

これはあっ君のコメントです。

私は昨年同様、吽がほんまに好き。

去年よりさらに美味しいと思いました。

おっとは酸好きやけど、好きな酸と好きでない酸があるそうです。そしてこの吽の酸がとても好きな酸で、二人で大絶賛。

今年も新酒品評会に50磨きで10号酵母で出品しはったんやな。

ものすごい挑戦やと思います。ここ10年10号酵母で金賞は無いそうです。

いつかきっと金賞とらはりますように。

さらにお客様がこのお酒を少し残してくれはりました。

これまた、感動や。

笑四季も松の司も、完成度が高いとかそういうことを置いといて、ぐぐぐっと感動させるお酒でした。よく出来過ぎたお酒で優等生で面白くないお酒もありますが、それと違うこの魅力はなんやろ?と考えさせられた2本のお酒でした。

究極のお酒と最高傑作。