酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

安むら

美ずきの会でご一緒やった方が、滋賀医大の一期生。そして大津絵の道沿いにあった安むらさんによう行ってはって、これまたびっくりでした。

 

矢野さんや由良クリニックの由良先生やら、今森さん繋がりの方やら、様々なところから聞き継がれてきた安むらさん。由良先生はまさに滋賀医大一期生の先輩によう安むらさんに連れて行ってもらわはったそうです。そして毎年毎年十年以上に渡り滋賀酒を送らせていただいている奈良の方・・・・その方がまさにその先生やったのでした。

 

安むらさんは、お酒が心からお好きで、特に鈴正宗がお好きで、蔵に自ら行って、新聞紙にくるんで自家熟成してはったそうです。

 

病で亡くなられたのですが、一度は行きたかった幻のお店で、いつも大津絵の道を通るたびに思います。亡くなられた後もしばらくは安むらの看板があったのですが、今は取り外されて普通の民家になっています。

 

私は安村さんのお店のことは、よう覚えてはいたものの、暫くご無沙汰やったのでお名前が出てこず、そのかたもあきらさんとおっしゃる。

いやいやきっと違いますと、ようやっと出てきたお名前が安むらさんでした。

 

今回はほんまに大野君やら 安村さん繋がりのええご縁をいただき、感謝です。

おとといから露草が咲き始めました。

なので季節の俳画も今は露草です。

確実に季節は巡っています。素敵なことです。