お母ちゃんを偲んでの雨がしとしと降っての朝市。
一番に完売した福のしずくの如く、雨音のしずくが聞こえる中、多くの方がお見えになりました。
初めて言いますが、実は暮れに妹が病気になり、暮れから生きた心地のしない私達でした。
そして1月23日に入院。
もともと9年前から難病を発病、ステージ5やのに、すごい精神力で克服。
でもきつい薬をのんでいて、薬とともに生きていました。
そんな中でしたので、ほんまにほんまに心配しました。
思えば、母が亡くなったほぼ一週間前に妹は入院。
ずっとずっと変わってやりたいと言っていました。
そのころから、母は少しづつ、象が亡くなる前に森に静かに入っていくかのように天国に逝く準備をしていたのかもしれません。
そしてお通夜もお葬式も参列できなかった妹でしたが、母の死から数日後、明日退院すると びっくり!のお知らせ。
私達は入院は数か月に及ぶと思っていたので、信じられませんでした。
きっと母は妹に見事に命をバトンしてくれたとしか思えません。
接客は感染を避けるためにできませんが、今も休みの日は一生懸命店の仕事をしてくれています。
色々なお母ちゃんの死を知ってくれてはる方から、優しいお言葉をいただきました。
そしてやっさんからは、「お母ちゃん大好きでした。徳のある人でした」と。
その言葉が私の心に響きました。弘美さんに大切な命をありがとう。ありがとう。