酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

多賀 AZM

日曜日張り切って朝市のお酒選びに多賀に行ってきました。

田中さんと東杜氏がお出迎え。

とても有意義な蔵見学から。

私は何回か伺っていますが、初めてのおけいはんとしみっちゃんは 多賀の製造工程に何度も叫んではりました。

とにかく巨大なのです。手が入らず機械がやってくれはるのです。

↓前回来たときはここにお酒が入っていて、アルコールで蓋がぷかぷか踊らはります。

一万石を製造してはった多賀ですが、この頃徐々に減らして、いまは新しい時代を迎えようとしています。

前回行った時から 大変革が起きていました。

かつては秋の詩などの小仕込みのお酒でも、麹造りは大きな設備でしたはったのを、笑四季さんと同じく 廉価でちゃんとええ仕事をする 5キロのプラスチックケースを用いた箱麹法での製麹。

製麹後は直ちに乾燥機にて感想

多賀の大きい時に得た 色々な数値は驚くほど丁寧に計測されているので、かつての大きな造りもここで生かされているのが素晴らしいのです。

 

上槽から10日間グルコース調整後おり引き&瓶詰 ポンプ使用は一回のみ。瓶燗ご急冷 そて冷蔵庫で貯蔵。

金賞を受賞した斗瓶は 瞬殺スペシャル装置で火入れ。月桂冠の器用で優秀な技術者が考案したそうです。 →続く