暮れから色々な新酒談義にお花が満開!
興味深いのがタンク違い。
○○○と○○○はどうやら タンクでかなり味わいが違うらしいです。
まえもタンク違いの味わいの違いについて書きましたんやけど 近しいのとかなり違うのがありまして。
酒屋としてもお客さんとしても そら美味しい方がええのに決まっていますが それをしてしまうと蔵元さんは大変です。
出来の悪い子がよりかわいそうになってきます。
けど 酒屋は出来るだけおいしいお酒を選んで売らなあかんという使命ももっているので その辺せめぎ合いや。
あと 寝かせるということ。
今日蟹さんがきてくれはって、その話になりました。
ほんまに美味しいお酒はできてしばらくしてあるいは春先になって あるいは夏を越して あるいは一年経って あるいは数年経って飲み頃を迎えるので それを待つということを誰かがせんとあきません。
それが 蔵元さんやったり酒屋さんやったりなんですが、蟹さんのようにようわかってくれてはるお客さんや居酒屋さんがそれも し始めてきてくれてはります。これは 色々なところで お酒の会を 酒屋や蔵元ではない消費者の方がしてくれはるようになって よりいっそう消費者の方々の智識や舌が鍛えられた結果で ものすごい素晴らしいことやと思います。
蟹さんは なんと七本槍の蔵付酵母での山廃のお酒をまだ寝かせてはるそうです。すごい!飲んでみたい!!
こんなお客さんが 徐々に増えてきているということを
しみじみ有難く 嬉しく感じた日でした。北の国から息子が送って来てくれた 札幌の初日の出。これからも 日本酒がよいように歩んでいけますように。