酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

接客商売について思う事

今日近所の洋服やさんがバーゲンをするので案内が来ていたので母と行ってみた。そしたらいらっしゃいませの一言以外はほうったらかし。それがあんまり気持ちよくはなかった。百貨店では無視される方が楽なんやけど、普通の小さな店ではちょっと気の利いた一声があると、なんか嬉しいもの。畑に恐ろしい雑草と戦うために畑行きの格好をしていたのも一因かいな?
といっても小川酒店でも、周りからやいのやいの言われないで・・・また店に入ったら絶対買わなあかん雰囲気にはしたくないので・・・見るだけでもよいのでゆっくり見て欲しいという想いから、お声はかけないようにしている。でも今日のこんなことがあるとふうん難しいもんやと思った。朝市でも色んなお店があって、名前は内緒やけどめっちゃむっつりしてはる店もあるし、ある店では店の前に立っても何の声かけもしないで棒の用に突っ立てはる人もおられる。一方声かけをしながら積極的にがんばってる店もある。それも二手あって、ちょっと引いてしまう店と、店の人とその商品に会いに行きたくなる店がある。私らのお店はどんな風に人は思ってはるかな。私はともかく、姉御とあひるちゃんのお陰でこれだけリピータが来てくれはるということは、まあまあもう一回行こかと思てはくれてはるみたい・・・でもなんせお客さんは十人十色。そのお客さんが何を欲してはるのか空気をあんじょうつかまなあかん。それやし面白いのかも知れへんけど、客商売は難しいもんやな・・・と思った。