酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

仏蘭西製のふらいぱん

私の宝物のひとつがこのフライパン。


20年前に買った仏蘭西製。なんかほどよいおもさで使えど使えどへこむことを知らず、凛とやはる。クレープもお好み焼きも玉子焼きも皆々ええ按配に焼ける魔法のフライパン

テフロンは使っていくと剥げて行く。そしまた買いなおさなくてはいけない。でもこのフライパン私より長生きしはるのと違うやろか。たしか20年前で1万円やったと思うけど、今となればほんにええおかいもんやった。


あの頃から私は道具がすきやった。文房具や台所道具を探すのが趣味でで今使ってるお玉もやっぱり20年前に探し回ってやっとみつけたもん。でもそんなもんは、使うほどに好きになるし棄てられへん。魂まで吹き込まれるかのように愛しくなる。

生活道具ってええな。・・と思っていたらあひるちゃんのお酒の会にきてくださった別嬪さんの学生さんMさんがご来店。彼女は県立大学で生活デザインの勉強をしてはって、信楽まで酒器を作りに行った帰りに寄ってくれはった。お酒もものすごい良くご存知。ものを創ること使うと言うことはほんに楽しいことやこと。彼女の作った器出来上がったら是非是非見てみたいな。

ご来店有難うございました。

こんな学生さんにお出会いするとこれからの日本がとても楽しみ。先行き明るいで