酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

大治郎と一博

大治郎・一博のお蔵さんへ行ってまいりました。大治郎ではタンク違いによる兄弟がわいわいとにぎやかでした。おなじ原料・作り手でもタンクによって・・・また仕込みの時期のずれによって味わいが少しずつ違ってくるこの不思議。そしてまたこれが熟成という時の魔法によって、またまたどんな風に違ってくるのかもまたどきどきの魅力でした。新酒の9号14号の違いによる味わいは好みが見事に分かれました。私としては最初14号が好みやったけど、時間がたつと9号がぐんぐん魅力をましていきました。
  
でもそのあと利かせて頂いた火入れの一年もん。そしてそして2002年の純米火入れはチョコレートのような味わいに(これはパンチさんが喜ばはるのでは・・・・)時間の経過によるふくらみにはまった私は、今小川酒店ではやっぱり一年もんを丁寧に売らせていただこう!!って思いました。ただし薄にごりの新酒の純米はまさに今飲み頃です。そして一博の薄にごりもええ感じではありますがもう少し寝かせたらもっともっと良くなりそう・・・・薄にごりでないほうはまだまだ硬そうです。

一年前から出来た応接兼利き酒室です。

木桶が一枚一枚丁寧に壁に張られ、ええ感じのお部屋です。この部屋で大治郎さんと一博の一洋さんが仲良くわらってはります。ほんまに仲のええお二人。仲良きことは美しきかな・・・・

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