酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ホシノマド

日曜日の昼下がり。ヴォーリスの館で楽しむお話会ホシノマドへ行ってきました。

子供のころに旅したお話の世界・・遠くて近い、近くて遠いお話の世界。

市居みかさんの素敵な絵も
みかさんよんちゃんなちゃんの3人の芸術家による朗読も
お話にあわせて流れるいろんな音楽も
ワープしたみたいな不思議な異空間でした。

ヴォーリスの洋館はなんて居心地の良い空間・・・・この建物旧水口図書館はヴォーリス建築の中でも珠玉の小品と評され、簡素でありながら清潔感にあふれ、しかも使い手の立場を大切に高い実用性を備えていることに特徴があるそうです。私は建築は素人やけど・・・・ほんまに質素・・・でもなんかなんかわからへんけど惹かれました。そしてずっとずっといてたいくらい心地よかったのでした。保存改修工事が行われた事をきっかけに、稚木の会が生まれ、美しい建物を管理するだけではなく、素晴らしい建物にふさわしい催しを主催するということもしてはるそうです。そんな稚木の会の思いも私にはに響いたのでした。そして今日の音楽会はまさにふさわしいあたたかな時間でした。




で、もうひとりまた不思議な人。特別ゲスト奥田扇久さんはひょうたんオーケストラを主宰してはる人です。自分でひょうたんを栽培して収穫した実から楽器を作って奏ではります。いかの形をしたウクレレイカレレ。顔の形をしたウクレレはカオレレ。(デジカメ忘れてしもうて見えにくいけど、うえは顔になっています。いかにも目があります。)おかしっ・・・けど、奏でる音色は実に美しいのでした。他に二胡も笛もありました。で、飄々としてはるその感じもひょうたんみたいでした。

ちなみに連れってもらったTちゃんは大のひょうたんファン。うちのひょうたん柄のお皿もずっと目をつけてはります。