酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

しなやかシニア 滋酒の会

しなやかシニア※滋酒の会に呼んでいただきました。これで 2回目です。ありがたいことです。1回目もそやったんですが、シュフ歴数十年のセミプロ料理人さんがいろいろなごっつおうを作ってくれはりました。
めちゃ旨の手造り餃子。新牛蒡の唐揚げ。鰈の南蛮漬。

ドイツ仕込みのお豆さんのサラダ。土佐酢が入っているのが味噌やて。

胡瓜の塩麹漬。

和風の根菜サラダ。

お蕎麦の揚げたん。最後の〆には茹でたてのお蕎麦もありました。

大根のべったら漬。

他にも信長葱と赤蒟蒻の串焼きとか 桐の箱に入っていた きっと無茶上等の絶品のからすみもありまして、ほんまに 美味しい!

お出ししたお酒は 喜楽長にごり生 神開甘口玉栄生 六方火入 七本槍純米火入。

にごりはお燗が 神開のお燗は77歳のベレー帽のよう似合わはるシャンソンを歌う可愛い女(ひと)・・しかも 本来は辛口好きのはず・・・に大うけでした!7本槍はいつも生を好んではる骨董屋さんのひとに こんな味もあるのやと喜んでいただきました。お燗の楽しさもわかって頂けたようです。

骨董屋さんとは 酒器についても 盛り上がりました。

六方はあんまり日本酒は得意ではないというひとに

そんなこんなで シニアの人々が美味しいお酒に舌鼓をうちながら すごさはる楽しい時間でした。

3つのテーブルを回りつつ、お酒をサービスさせていただきましたけど、それぞれええ趣味や好きな事をお持ちでお話が楽しゅうて、一つ一つのテーブルに根っこが生えそうなな楽しい会話でした。やっぱり ええ時間を積み重ねてシニアを迎えてはるひとたちの会話は 深い!わ。

飲めないのに 日本酒の歴史や造りや建物や造っている人の話をすると 目を輝かせて聞いてくれはるひともやはりまして 日本酒という文化がいかに仰山の切り口をもっているかを楽しく実感したのでありました。

こういうええ空間 だいじやな~


※幾つになっても学び、夢を持ち、元気で輝き続けられるように積極的に、楽しく、充実したシニアライフを送ることを目指す。誰もがくつろぎを憶える空間で、会員相互の自主活動やイベントなどの文化活動を充実し、シニア世代の活力を生む場所(シニアカフェ)を目指す。熟年世代は、いわば「知恵の宝庫」。会員相互の「地縁」、「知縁」を最大限に活用し、情報を集め、発信する等々をめざし、2000年から活動してきました 素敵な会です。