酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

気づかされること

昨日から職場体験実習にかわいい中学2年生の二人の女の子が来てくれています。

たかが4日間されど4日間。すべてを体験するということは無理だとわかっていても、お酒屋やさんの仕事ををほんの少しでも知ってもらいたいというそんなささやかな思いでお受けしました。

窓拭きや掃除やお花の水やりもして貰いまして・・と、琵琶湖ホテルのないすなお二人がご来店。いろんなお酒談義。彼女たちには難しくてわからないやろうけど「こんなこと言ってはったなあ」と心の片隅にほんの少しでも残れば、いつか成人して日本酒に接したときにふと思い出してくれるかなあ・・そんな思いで横にいててもらいました。

昼からは小川酒店オリジナルのシールつくり・・若い発想に


ワインセールのデイスプレイもしてもらったのですが、びっくりしたのは二つのワインのラベルを見てどっちが素敵か聞くと私が思っていたのと違うラベルを二人とも指差しはって、いかに自分が自分の視点でものをみていたかはっとさせられる瞬間でした。

ラベルに書くワインの説明ひとつをとっても、ネットで検索するとさまざまな表現方法がありますが、(今日はシャトーボーモンを調べましたがそらすごい量の情報)大事なのはわかりやすくお客さんにお伝えするということ・・・これも実習のおかげで改めて気づきました。


「大きいとこはなあ 掃除の人がいてデイスプレイの人がいて営業がいて売り子がいて・・・それぞれの道のプロがやはるけど、でもちっちゃい小川酒店はぜ~んぶせなあかんねんよ。」ほんまにそうなんやあ。だからこそ素人なりに一歩一歩その道のプロに近づくように努力せえへんだら野暮ったさからいつまでたっても抜けられへん。

こっちもいろいろ学ばせてもらいまひょ