親戚の結婚式がありました。
場所は神戸 御影にある蘇州園。旧財閥の別邸として創られた豪華絢爛な純日本建築。その後華僑の手に渡り、意匠建築を生かした本格中華レストランに。そしてそのあとモダンコロニアルテイストのデザインを融合させた隠れ家的レストランとして新たな歴史を刻み始めた・・というちょっと楽しみな場所。
庭も建物も・・・・・すばらしいところでした。留袖を着た私でしたが、皆がゆっくり座ってくつろいでおられるのに、うろうろうろうろ・・・・稀有な三層からなる建築にも惹かれたし、あちらこちらにおかれているアジアンテイストの花・道具と純日本文化の欄間なんそがまさに和とアジアンの融合。おかれている椅子ひとつをとってもデザインと質感がとても美しかったのです。お天気も最高!晴れ渡る青空のもと、庭園もずっとこのまま居たいと思えるような、居心地の良い空間でした。
日本の庭園とはまた風情の違う、蘇州の庭は
人間天堂(地上の楽園)とよばれてきたそうです。
パンフレットにあった いっちゃん上の文。
本物は時代に抱かれながら進化する・・・やて。第二次世界大戦の戦火も阪神大震災もくぐり抜けながら、進化成熟してきたこの蘇州園は見えない力に守られながら、もうすでに魂が宿っているのやと思いました。
留袖(着付けの部屋は蔵の中でして、ずっと静かなJAZZが流れていましてん)を着ながら・・・・日常の喧騒を忘れて隅々まで堪能させていただきましたわいな
※すみません。画像はHPからお借りしました。