酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

旬眞庵 宴

一月はお酒のイベントのお仕事が3つもありまして 今日がそのトリ。

Aさんが企画しはる旬眞庵での宴 睦月の宴です。

お庭もすばらしいのです。

私は年に一回 この会に参加させてもろてますので お馴染みのお客さんもおられて、益々進化されていて お話しを聞けるのもまたすんばらしい時間でした。

今回前にお座りになったのが 新潟で割烹をしてはるかた。

またお隣は岡山出身やったので それぞれの食文化 酒文化などを色々お聞きして さながら西日本と東日本を旅したような嬉しいきもち。

新潟のひとたちは 一人で一升を飲み干す人がけっこうやはるので 飲み放題なんぞをすると かんにんしてくれ~~の世界やそうです。酒の陣も ものすごいいべんと!

仙台からも来てはりまして そんな遠くからも飛行機でおみえになるのは この会の趣旨とAさんのお人柄。

Aさんは暮れからメニューをご持参で何度かご来店になり Aさんご夫妻のお酒に対する愛情の深さが半端ではないので 微力ながら私もなんと少しでも力になれたらと どきどきしながら 迷いながら選ばせて頂きました。

とある出会いで意気投合し、お蔵まで行かはったという 龍勢と雁木。Aさんの 熱い熱いお話を聞きながら頂きます。それぞれにとくにおいしかったのですが、龍勢純米大吟醸のお燗もとてもよかったし、雁木に 私は感動しました!外人さんもやはりました。スウエーデン人ですが Aさん曰く 日本人やそうです。今度の倖田さんの会が雁木やし 10年くらい前行った 芯の通ったお店の店主が うちはこういうお酒を置きたいのですと出してきてくれはったのがこの雁木やったのでした。
 
さてさて お料理と滋賀のお酒に移ります