ある日はんなさんより、京都で一番予約の取れないお店、なかひがしさんのお店の予約が取れたので行きませんか?とのうれしいお知らせを頂きましご一緒させていただきました。
ご主人は摘草料理で有名な美山荘の先代主人の弟さん。
もう知らない人はいないくらい有名なお店なんですね。ネットで見てびっくりしました。
でも噂どおりお料理は素材の持ち味を生かし、季節感にあふれ、また盛られた器と盛り付けがどれもこれも感嘆の声を上げたくなる美しさで・・・・私は感動しっぱなしでした。ひとつひとつ宝物のように大切に頂きました。そしてメインはおくどさんで炊いたご飯とめざし。まさにほんまもんの味です。
はんなさんはここの常連さん、そして右側のお隣のお洒落なご婦人も常連さんでして(浪乃音つながりでもあったんです)、生まれてはじめて伺ったのにお馴染みさんのような居心地よさでラッキ~な時間でした。 !
でもでもきっと常連さんでなくても、最高に心地よい時間をすごすことができたと思います。
というのはこのお店はカウンター12席(個室もあるそうですが)。そんな空間の中で、中東さんご自身の立ち居振る舞い・お料理の説明の仕方・さりげない会話・・・・がとてもええ感じで、美味しいお料理をますます引き立ててくれはったのです。
つかず離れず・・でもだいじな処はちゃんと。時には駄洒落なんかも出てまいりまして、接客の極みに何度も感じいり、小さい酒屋の小川酒店の店番としてはとてもええ勉強をさせてもらいました。
贅沢で美味しい時間を過ごさせていただいて、はんなさん有難うございました。
皮はむかはりません。この左横のぐい飲みもほうっ中には栄勲。おいしい!
右下の杓子菜のおひたしが絶品。左真ん中の小皿にもほの字。
酒粕のシャーベット・・・美味しい!綺麗!