酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

喜多酒造訪問

せっかく八日市まで来たので、今巷で話題の・・家さんと言う黒龍におられた杜氏さんがこられたということ・渡舟をされるということ・・・・喜多酒造さんへ足を伸ばしました。

喜多さんはこれで3回目の訪問となります。

家さんがこられたということで洗米機を導入され、温度調節のために仕込み水に氷を使うべく、製氷機も導入・そして普通酒クラスも麹米には山田錦を使うことできっちり麹をつくる・エアシューターをやめる(衛生上の問題)・・・というさまざまな事をしてはりまして、こういったことを公表しても良いかお尋ねしましたところ、ぜんぜんOkですよというお返事。

「研究会が発足して以来、滋賀の酒蔵の技術は格段にレベルアップしました。これはお互いの持ちカードを惜しみなく伝え合い(そのまま取り入れたところで蔵癖や技術の個性も違うので同じような具合にはいきませんが・・)、お互いが切磋琢磨しながら酒質の向上を目指してきたからに他なりません。こういうことで滋賀のお酒の全体のレベルが向上することはとても嬉しいことです。」と。
でも、こう言う他府県にはなかなかないような良い流れを作らはったのは、若手蔵元の中では先輩格の喜多さんであり吉田さんのご尽力であったと思います。そういうと、大治郎のお蔵にも浪の音の試飲用瓶が置かれていて、なんか嬉しくなりました。ほんまにお蔵さん同士がこないに仲がええのは酒屋としてもとても喜ばしいことです。


さて次は話題の家さんの登場です。この人がまたごっつうごっつう素敵なお人でした。