酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

喜楽長訪問ぱあと2

喜楽長訪問ぱあと2

喜多社長と家杜氏さんも交えて、利き酒となりました。
新酒の大吟 純米大吟 純米 本醸造 普通酒のむろか生原酒

どれもこれも美味しい!新酒やのに、もう味がまとまっていて完成されているやん
しかも秋上がりもしそうやし、それ以降の熟成も期待できそうと皆で絶賛!

これは普通酒までも山田錦を麹米に使い、とにかく麹をしっかり造りきる事で、新酒から飲めるお酒になりましたとのこと。

喜楽長の家杜氏さんについてはいろいろな噂を耳にしてしていました。

とにかく技術も人柄もそれは素晴しい人なので、浪乃音の中井さんの杜氏ひとしくんなんぞは家さんが滋賀県に来た!ということで、大喜びしてはるなんていうとこも聞きました。

で、このたび初めてお会いして、納得しました。

ほんのしばらくの間の時間でしたが、お酒造りに対する嬉々とした思いと、誇りと自信はお持ちやのに飲み手売り手に対して、とても謙虚なんです。今までの杜氏さんは人格者なのですが、大概、おとなしくされていて表には出ようとはされない方が多かったように思います。※4月の朝市は喜楽長でいくのですが、家さん「是非とも 行きたいです」となんともうれしい反応。この人なら、滋賀のお酒全体の底上げのものすごい力になるのと違うやろうか・・・?と思いました。これからの杜氏さんはもっともっと前に出て話していって欲しい・・・というわがままな酒屋の思いです。


左が家杜氏 右が喜多社長 
写真には写っていませんが天保さんもとてもお元気そうでした。

朝市のお酒はまだ調整中。コスパに優れた普通酒のむろか生がとても私らは気に入ったのですが、お二人が21度という度数で悩んでくれはりまして・・・なので保留。でもこんなに美味かったら、割り水したときどんな感じになるのやろ?

※上原さんの山根杜氏さんはちょっと違います。このごろ色々お話してくれはりますし、朝市にも来月お見えです2回目の来訪!。有難うございます。