酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

蔵元さん訪問ラッシュ

今日は蔵元さん訪問ラッシュでした。

まずは増本さんが蔵人さんを連れておいでになりました。お二人とも目がきれいや・・・・

この蔵人さんは藁科さんと言う若い方で、去年まで志賀盛におられた方。で。叔父さんが立山杜氏さんやったとか・・・お二人共とても熱心で勉強のためと色々なお酒を買っていかれました。この蔵も新しい新星を迎え入れ、ますます楽しみな蔵です。

ついで一博さん。いつもながらの心癒される笑顔です。いち年もんの一博もまだ在庫はあるようでよかったよかった。大治郎も一博もそれぞれの個性を大事にしながら伸びていって欲しいですね。

そして北島さん。知りませんでしたわ~。この造りより但馬杜氏から南部杜氏に代わり、専務さんは気合の入った様子。以前からかなり造りには関わってはったようですが、今年はさらに緊張と期待と不安の日々やったそうです。暖冬の影響かお米が溶けてかなり甘口に仕上がり、ブレンド用にと作った辛口のお酒がこれええやんと言うことで辛口吟醸という商品になったと。いろいろ模索中・・ふぁいとっ!渡り船は七蔵の中では精米歩合が一番低いけれど、去年よりは格段にええ感じでヴァランスの取れたふくらみも旨みもあるお酒に仕上がったそうです。これは4月8日に出品の予定だそうで楽しみ。

元気な滋賀の蔵元さんですが、いろんな風が吹いているようです。

先日のコンサートでも歌われた世界にひとつだけの花。
ひとつとして同じものは無いのやから、NO1にならなくてもいい。
もともと特別なonly one.
その花を咲かせることだけに一生懸命になればいい。

けどけど・・・・・現実は厳しい。酒屋は選ばなあかん。見極めなあかん。
その辺が・・・ああ、むずかしなあ・・・・自分自身もまだまだや。