酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

福のしずくの総会

福のしずく・福を呼び込む会の総会が 萩乃露の御蔵でありました。
駅についたら 雪や!!!

この会の魅力は 滋賀でうちの同じ種類の滋賀酒を売ってはる酒屋さん 加藤さん 高津さん 金澤さんら そして 福井シャチョウと じっくりお話しできること。

ほんまに これらの酒屋さん それぞれ個性もあるし、皆さんむちゃええ人!お酒の見方もほんまに勉強になるのです。

総会のあと、ならではの福のしずくのお酒を今年はどれにするのかを 
利き酒しながら決めました。

今年の造りは 早々は気温が高かったので 醗酵が進み往生しはったそうですが、そういう時にこそええお酒ができたりもするとか。

で 今年のお酒も上場の出来栄えです。私は特に山田穂がすき。

が 福のしずくでは オリジナルの商品でなければいけないので とても限定されるのです。

また むろかにこだわりますか?という話の中で、こだわりはなく、とにかく完成度の高いのを目指したいということで意見が一致。

また あるお酒が 日本酒度-10やったんですが それにあわあわしていた私に 数字をみんでも ええのです。本質をみなはれとのこと・・

福のしずくでなく 不幸のしずくにしよかとか 湖底に浮かべようかとか ドラマ性話題性も必要やなあと

そんなこんなで、皆でわいわい言いながら ええお酒が選ばれました。


この暖簾も雨垂れ石を穿つで人気を博した九里さんのデザインですが、里山も今年は久里さんのデザインで一新しはるそうで これも楽しみです。

また 萩乃露では、今年は新たにきもとに挑戦!蔵人さんと一緒にもと摺りもして なかなかええ感じにお酒造りがすすんでいるようです。

また
ここのお蔵 色々な事情で 中倉杜氏から 44歳の杉本杜氏さんにバトンタッチしはったのでした。杉本さんは 昨年も中倉さんと造りを共にしてはり、経験も豊か。しかも福井さんの一つ上ということで 色々なことが言い合える人間的にも申し分のない素晴らしい杜氏さんやそうです。蔵人さんは中倉さんのころと同じメンバーやそうですし。 なんちゅうても福井さんの蔵元としての力量が今こそ生かされることと思います。
この奥にみえるのが高津さん!むちゃ 熱いひと!花嫁募集中!