薄桜の増本さんは、この頃まめにご来店になります。
ときには、ほんまにお星さんが出てんのと違うやろかと思うような、きらきらした眼の蔵人さん 藁科さんもお連れになり・・・・
初めの頃と違い、お酒に対してもそしてご自分に対しても自信が付いて来はったということを富に感じます。今回の蔵元のイベントでも第3部の長だそうで、ますます誇りと責任に満ち溢れたかんじ。今日は薄桜とロゴの入ったポロシャツを着てはりまして、ますます乗ってはるやん
前にも書いた、めいり酵母を使って醸したお酒が幾分甘く仕上がったために生まれたピンクの文字の薄桜。日本酒度マイナス3。私は最初これは甘すぎてうれへんわ・・・と取っていなかったんですが、辻さんも◎といわはるし丸喜屋さんでも大人気とか・・丸喜屋さんに聞くと、決して甘くはなく今までの薄桜とはまた違った魅力があるし切れも抜群!とのこと。もう一度のんでみましょ。時とともに甘さもまろやかになり、味も変ってきたんやろうか。お酒は生き物なのでほんまに難しい。
今年から、地元の契約農家のお米を使う事になり、田植えや稲刈りも一緒になってやらはるそうです。ますますええ動きですなあ。
増本さんご自身の横で畑もしてはるようで畑談義も楽しかったです。雑草を食べてくれる姉御宅の山羊をうらやましく思いつつ、必死で手で刈ってる私らでした。
百貨店でお酒に対する思いもちゃんとお持ちのバイヤーさんから籐兵衛を何とかして置きたい!と申し出があったにもかかわらず、頑固にイエスとは言わなかったと言う事を耳にし、ちょっと感動かなり感動。ますます心して大事にこの蔵のお酒を売らせてもらわな申し訳ないなあと思ったのでした。
そういうと丸喜屋さんも言うてはりました。「あの子は素直でええ子や。正直や。」そやなあ。健全なお酒を健全な人が造ってはるとああいうお酒になるんやな。納得これからますます期待しています。
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