うちの息子が高熱で苦しんでいた時、お世話になった西大津駅前、西山医院。
ここのお医者さんは無類の写真好き。仕事の合間に湖国の美しい風景を撮ってはります。
で、待合室には西山先生の写真がスライドショーで流れているのです。
(実はこのたび西山医院は新築しはりまして、以前の待合室はきれいな写真であふれていたのですが、今回空間もまた大事ということでスライドショーにしはったわけです。
これはナイスなアイデイアやと思います。)
あまりの美しさに、しみじみ近江ってなんちゅうええとこなんやろうとため息。
待っている間、ずいぶん心を癒してもらいました。
お見舞いに行くと、だいぶ改善されてきたとはいえ、まだまだ殺風景な冷たい感じのお医者さんや病院がありますが、ここは違います。
美しい草木や写真や森の中にいるみたいな音楽で、ものすご気持ちが和むのです。
北欧では超一流の美術品が病院に惜しげもなく飾られていると聞きました。
文化芸術作品というのは一流のホテルや美術館に飾られるのもええとはおもいますが、痛かったり苦しかったりとつらい患者さんと、それを見守る家族のために、病院にこそ必要なのとちがうやろかと思います。
今回身近な息子や義母のことでほんまにつらかったので、余計に身にしみて思いました。患者さんの中には、長患いや末期癌の方もおられます・・・そんな方々のためにもぜひぜひ・・・・・
付け加え・・・・私は経験不足でよう知りませんが、今回時間予約制にしはったのも。一日仕事になる診察はそれだけで疲れますので、ありがたかったです。
息子はおかげさんでうそのように元気になりました。ありがとうございました。