酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

辻一さん

おなじみ辻一さんがご来店。

辻さんとのお酒談義はおもろいです。

完全にバランス取れてると、綺麗何やけどおもろないねんなあ。ちょっと不細工でも、えがんでてもええさかいに、これがうちの蔵の味やねん!という主張が欲しいねん!と言わはります。そしてなぜか?辻さんはそのお酒が七本鑓なんやそうです。そんな辻さんをみて徳地さんは変態やっ!とおっしゃるそうですが、そういう徳地さんもかなり・・・・・そういう私もかなり・・・・・と言うわけでお酒の仲間って変態多いかも

人柄もやきものもそうかも知れへんなあ。けどどことのうえがんでいたり抜けていたりしても、尚且つそれを逆に生かせるような魅力を持たな、単なるあほで終わってしまいます。
あほぶりのかしこっちゅうところですなあ。(とちりとてちんにはまっている私は落語調)

いろいろな嗜好や考え方がありますが、それらをおおらかに受け止めて、たくさんの引き出しに丁寧に入れていきながらも、ほな自分はどやねん!と言う存在をはっきりさせなあかんなあとも思っているところです。ふぁじーということと、はんぱということはまた違うんやろなあ・・・・・・・・・・

辻先生には店のデイスプレイに関してもご指導を受け・・・・と言うか、こんな置きかたしてたらお酒が目立たへんやん!空き瓶ばっかり並べとかんと燗やなあと思わせるような飾り方しな・・・旦那に教えてもらえよ~など々・・・・・口は悪いですが、ごもっとも!!ありがたい友人でもあります。
さっそくちょっと変えてみます。クリスマスまでのしばらく、小川酒店は燗を表現します!!

ちなみに辻さんもこの冬は燗を!といろいろ試されていますが、今ひとつこれぞと言うもんに出会えてないそうです。今のところ評判ええのが大治郎 純米火入れ。ちょっと気になっている喜楽長の普通酒をすすめてみましたが・・・・いかにいかに