パンチさんとこのお客さん、くのいち魔女さんのぶろぐより。
「大七」の生もと本醸造を燗つけて。
毎度の酔っ払い記録。
40度・・・甘み増す。よい
50度・・・急にからい。ツンとする。
60度・・・バランスよく飲みやすい
70度・・・しゅっとして洗練された感じ。甘み復活。香りよくまろやか。
70度まであげてもぜんぜんへこたれず、いろんな味が楽しめました。
燗冷ましがこれまた旨いの!食事もすすみました。
彼女のとっても興味深い燗記録の一こま。
いつも楽しみにしています。さ す が!
辻一の辻さんもこの冬は燗に燃えてはります。
京都府立医大のO君も今年の学祭はうちの燗すけをお貸しして、お燗道に挑戦!(詳細はまたお知らせします)
で、今日師匠パンチさんとも少しお話したのですが、燗は楽しいけど難しい。火入れもんはともかく、やっぱり生酒の燗はピンポイントで、そのときは最高のお味でもそのあとが難しい。確実なのが40度ちょい手前のぬる燗でぴしゃりと決めることかな。
パンチさんも言うてはりました。その点 そま天と山廃中ぐみはその後徐々にさめていく様の素敵なこと
朝市もこのところほぼ毎回燗をつけていますが、ほんまに反応さまざま。いっちゃん心に残っているのが11時半を過ぎたころに面白いくらい燗上がりするようになった七本鑓の特純。あれマジックどしたなあ。また上げたり下げたりまた上げたり・・・いじめればいじめるほどに美味しくなっていく面白いお酒もありましたなあ。不老泉 山廃本醸造原酒。いわゆる今出ているひやおろし本醸造の生がそうでした。雪月花では吟花のぬる燗がブランデーグラスにそそがれて たなごごろでくるりと回すと香りがすんばらしい味わい。宵々醸亭では萩乃露のぬる燗がお~~~~~っと感動!純米嗜好の人をもうならせました。が一方 悲しいくらいさびしいくらい燗下がりのお酒も仰山ありましたなあ。
2度でどんどん変わるという燗付けの面白さ・・・そして難しさ。
来月はおまちかね、燗では右に出るもののない不老泉の登場。さあ、燗大会のはじまりはじまり!