酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浜大津こだわり朝市 薄桜の巻

寒風の中・・・ほんまに凍てつくような寒さの中・・・・朝市は行われました。

さて肝心のお酒は・・・・。

18BY 純米 むろか生 日本晴 70%磨き。これは、このままで商品化されることはなく、アルコールを添加・割り水・火入れをされて普通酒になるお酒。普通酒がこないに美味しいなんて・・・予想通りおけいはんと魚紳さんの心をぎゅっとつかみました。これは残念ながら燗はあきませんでしたが、冷で飲むときりっと辛口・・それでいて美しく飲んだ後の心地よい素敵な余韻が魅力でした。蔵にもありませんので、魚紳さんのお札をつけて裏の冷蔵庫へ運ばれました。

18BY 純米吟醸 知事賞受賞の薄桜ピンクらべる。時を経て火入れされ、突出していた甘味がバランスようええ按配に整ってきたなあ・・・と皆さんおっしゃってくださいました。ただ酵母からくる独特の香りがして、これは好みが分かれました。今回唯一の甘口でしたが、即答でこれっ!と決められるお客様もおられました。

そしてもう一本。4年間寝ている吟醸(中吟)50%山田錦。これはよく磨かれているお米なので、老香もなく美しい熟成をしていましたが、ぬる燗にすると、4年間眠っていたうまみ成分がじわじわと見え隠れ・・・・・・ここの蔵の実力を見せていただいた感じがしました。

3種3様・・・・それぞれの顔を見せてくれまして、おお寒やのに賑やかで楽しい時間となりました。

こんな日やのに、常連さんを初め仰山のお客さんが酔醸会・小川酒店ブースにお越しいただきました何度かお酒を送らせていただきまして、写真もおくっていただいたことのあるSさは、東京から来てくださりました。ようこそようこそ・・・・・遠くからおいでのお客さんが朝市にあわせて日を決めてくれはるなんて嬉しいことです。ありがとうございました。


多才な姉御!今回もありがとうございました!
冷たいのに笑顔でがんばってくれはった家鴨ちゃん、ぱあ、くみちゃん感謝です。