酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

川端にはまる!

連休初日は上原酒造へ朝市のお酒選びに姉御と伺いました。

で・・・・・・・・・・・大事件がありましたんや。

なんと何十回と伺っていて ここの川端(かばた)のお水をチィサーにお酒を利かせていただくのが何よりの楽しみで定番やったのに・・・・・・・落ちたんや!!右足だけですが・・・・・

績さんもおかあさんも姉御もそしてご来店されていたカップルも唖然・・・・そして大笑い。

績さんによると この川端(かばた)に落ちたのは二人目やそうです。

でも美しい川端の水なので ちょっと光栄や。

おかあさんにはえらい ご心配頂き靴下やらスリッパやらお貸し頂き有難うございました。
さて肝心の利き酒。まずは今回の目玉 酒母四段!!普通もんのむろか生その酒母で四段がかけられていて むっちゃ美味しい!しかもこれ 熱燗をつけたんやけど全然くずれへん。ふふふふふこれは人気を博すこと間違いなしや。

そしてもう一種類は 木桶純米大吟醸 20BY、お蔵には21BYがあったのですが青い!よけいに1年置いた素晴らしさを感じていただけることと思います。これは小川酒店にもあとわずか6本!これを丁寧に丁寧に売らせていただきます。

そしてもう一本は 渡船の生。11月にやっと解禁になって更に半年。クリーミーななんともうっとりする滑らかさ。半年前には美味しいんやけどお燗は非常に難しかったのですが、今はお燗もばっちり

中ぐみやよしのぼり(たかねの生原酒)や山天うすにごりは見事に赤信号ですが、ここのお蔵はほかにも美味しいお酒があります。高いけどむっちゃ美味しかった亀亀覇の純米吟醸
速醸ですがきれの良い寿扇 ほわ~っと美味しさが広がる特別純米中汲みも。

そして績さんが冷蔵庫からこっそりノーラベルで持ってきてくれはった、れあもんの 19BYの渡船火入れもん。これは感動する美味しさでした。渡船というお酒は特に火入れすると熟成にものすごく時間がかかるけど、素性のええ渡船の酒を時間をかけてじっくり熟成させると 生にはない素敵なお酒になるそうです。

どこまで我慢できるか・・・・・・やな。